| はじめに |
誰もが文章を気軽に発表できる時代です。 ホームページやブログという実に便利なものの出現により、誰もが簡単に自分が書いたものを見知らぬ誰かに読んでもらうことができる。 まさにインターネットさまさまです。コンピュータさまさまです。 しかしいくらこうやってコンピュータをおだてたところで、コンピュータが文章を考えてくれるわけではありません。
「ちょっと旅行にいってくるから、代わりにブログを三日分更新しといて」
などという便利なブログ代筆機能がついたコンピュータは僕が知るかぎり今のところ出現していません。 あたりまえですが肝心の文章は自分の頭で考えなくてはならない。 そして文章を書くという作業はかなり面倒で、そんな面倒な作業をするからには、書きあがったものをできるだけ多くの人に読んでもらいたい。 誰しもそう思います。 あなたのブログやホームページが商用であれ趣味であれ、一般的には多くの読者に見せたいことに変わりはありません。 しかし困ったことに自分の書いたものは見知らぬ人にも読んでもらいたいが、見知らぬ人の書いたものはあまり読みたくなかったりもします。
「なんだよこれ、つまんねーな」
魅力に欠ける文章はあっさり素通りされてしまいます。 したがって書き手としては人をひきつける文章を書かなくてはいけません。
「まあまあそうあわてるなよ、ここに座って、いまお茶持ってくるから」
という感じで差し出す椅子やお茶の役目を果たすような、素通りされないための魅力ある文章を書かなくてはなりません。 つまりブログやホームページに文章を書くことはあなたにとって直接的な職業ではないかもしれませんが、心構えとしてはプロの作家と同じものが求められていることになります。
「誰でもがプロの作家のように文章を発表できる時代には、誰でもがプロの作家としての心構えをもたなければならない。」
ではどうすればそういう文章を書くことができるのか。 それがこのブログの唯一のテーマです。 そのための「技術」をこのブログでは徹底的に解説します。 文章のよしあしは才能と技術で評価されます。 才能とは抽象的なものですから、説明も教え方も獲得方法も難しかったりしますが、技術は具体的で明確なものです。 そしてあなたにやる気と時間さえあればトレーニングにより誰でも会得できます。 とっても矛盾するようですが「技術も才能のうち」といっても間違いではありません。
文章の下手な人が文章の上手な人になる。 文章の上手な人がもっと文章の上手な人になる。
それがこのブログのたったひとつの目的です。 それ以外には何もありません。
僕は文章マニアでした。 上品な文章から下品な文章まで、気取った文章からくだけた文章まで、中身の濃い文章からスカスカの文章まで、お年寄りの文章から子供の文章まで、新しい文章から古臭い文章まで。 男の文章も女の文章も、とにかくありとあらゆる文体を書きわけることができます。 書けといわれれば誰の自伝でもどんな文章でも、アメリカ人、イギリス人、フランス人、ドイツ人、ロシア人の文章でも(原語でかけるという意味じゃないですよ)、何でも書くことができます。 器用というよりは、僕にとってはそれはあらゆる文体を※パロディ化しているだけなのですが、とにかくそういうわけでどんな文章でも書くことができます。 あまりに器用すぎたので自分が何をしているのかわからないこともしばしばでした(笑)。 文章マニアがそこから得たノウハウをすべてあなたにお伝えします。 どんな有名な作家が書いた文章読本、文章の書き方本よりも役に立ちます。 小声でこっそりいいますがとてもプロとは呼べないレヴェルの人たちがプロの作家を名乗り、名乗るだけではなくプロの作家として充分に活動していけ、それどころか驚くことに文学賞の審査員まで務めることができる、これが日本の現状です。 日本の文筆業界は極めてレヴェルは低いです。 日本語というマイナー言語のおかげでそれが世界にバレずにすんでいるだけです。
全体的なレヴェルは限りなく底辺でも、日本には何万人も作家がいるですから、もちろん一人残らず全員がカスというわけではありません。 具体的にそれが誰かは知りませんが、中にはまともな人もひとりかふたり、あるいは3人ぐらいはいることでしょう。 大雑把だけれども簡単な見分け方としては、テレビなどでタレント活動をしたり、政治家になりたがったりというタイプは例外なくカスの部類に入ります。 こういうカスと称される人たちは「作家ごっこ」や「文化人ごっこ」がしたいだけです。 なぜならまともな作家というものは「書くこと」に忙しく、「書くこと」以外のことに時間をとられることを激しく嫌うからです。 集中している時は食事の時間すら、うとましく思うことでしょう。 それは世界の多くの偉大な作家に関する自伝を読めばすぐにわかることです。 当然です。 一生のすべての時間を費やして不眠不休でキーボードを叩いても、彼らが書きたいことの何十分の一、何百分の一も書けないのですから。 どんな職業だってそうでしょう。 まともな医者や弁護士にちゃらちゃらタレント活動をしている暇があると思いますか?
話がそれましたが、つまり、このブログに書かれていることを実践してもらえればあなたはそれだけで彼ら、彼女らよりも文章力においてははるか先のレヴェルにたやすく到達することができます。 日本語圏のブログ書きとしてはプロ以上の技術者になれるのです。
僕は20歳の頃、雑誌編集部でアルバイトを始めて40歳頃廃業するまで文章を書くことだけで生活してきました。 その間他の仕事をしたことは一度もありません。 文章にまみれた人生を送ってきました。 伊達に年はくっていません。 蓄積するつもりはなくとも勝手によい文章を書くための方法論が蓄積されてしまいました。 それらをあなたに惜しげもなくここでご紹介します。 僕はもうすでに作家を辞めておりますので、あなたにいくら企業秘密をばらしても困ることはありません。 さらに少しだけ自慢をさせてもらうなら、いくらうわべの「技術」をばらしても誰も僕と同じものを書くことはできないだろう、という自負もあります。
※これは面白くてためになるブログです。 わかりやすくてすらすら頭に入ってくるブログです。しかし中身はとてもとても濃いブログです。 読みやすいようにゴーストライターがインタビューしたかのような語りおろし文体にしてみました。
右のリンクエリアにある僕の他のブログよりは更新頻度が少なくなるのはやむおえませんが、月に一度程度の更新を目標に始めます。 こんな役立つブログを無料で読んでもらっていいのだろうか。 あまりの良心的すぎる姿勢に自分で心配になってしまいます。もしかすると僕はとってもいいやつなんじゃないか、そんな気さえしますwww
数年後、このブログが完結したとき、あなたがすべてを読み終えたとき、あなたの文章は見違えるように人をひきつけるようになっていることでしょう。 間違いありません。僕が保証します。
※バーホーベンのスターシップ・トゥルーパーズという大変面白い映画があるのですが、あれは青春映画のパロディであり戦争映画のパロディでありSF映画のパロディでありスプラッター映画のパロディであり(具体的にネタ元があるという意味ではなくジャンル全体のパロディという意味)、なおかつパロディと気づかせなくても楽しめるように作ってあるところに大変しびれます。この人はスターシップ・トゥルーパーズの撮影が始まって一ヵ月後、ようやく原作を(「宇宙の戦士」という超有名SF小説です)読み始めて、キャラクターの名前を確認しただけで、放り出したそうですwwww バーホーベンは自分が映画監督なのにたぶん映画を馬鹿にしていますねwwwこの人は自分が批判されるとその100倍の勢いで相手を罵倒するそうです。うう、他人とは思えないwwww
※「人を引きつける文章の書き方」という本が過去に出ているようですが、同じタイトルになったのは全くの偶然です。参考にする必要もありません。
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